2020.05.23施術について
鍼灸って何?聞いたことがあるけど知らない人の為に解説してみた!
鍼灸は痛みや凝りなどの様々な症状を治すと思われがちですが、実は鍼灸はこれらの症状を治すものではありません。
鍼灸を施すことにより、これらの症状が改善できるような体質になるように誘導していくものです。即ち、体質改善を図る方法の一つです。
ですので、症状を改善しているのは鍼灸ではなく鍼灸を受けた人(患者様)自身です。
あくまでも、鍼灸はその方の力で元気になっていただけるようにする誘導法です。
目次
鍼
鍼には刺す鍼と刺さない鍼(接触鍼)というものがあります。
鍼を刺す、または接触させることで、その部分に刺激を与え、その刺激が脳に行き、脳から再生修復作用が生じるように信号が送られます。
そうすることで、体は、治そうと働き始めるのです。この働きにより、血の巡りが良くなることで、痛みや凝りなどの症状が緩和されます。
近年、鍼施術の効果に関するさまざまな研究が進んでおり、鍼の刺激により、神経系、内分泌系、免疫系などに複雑に作用し、その結果、血流改善、内臓機能の調整、鎮痛作用、免疫力の向上など、多くの効果が期待できることが明らかになってきています。
お灸
お灸も鍼と同様、再生修復作用が生じます。鍼と大きく違うところは、直接、熱を体に補う事ができるという事です。
鍼の場合、例えば、冷え性の人は鍼刺激で熱を起こす力が出てきて温かくなりますが、お灸の場合は熱そのものを体に入れていくことが出来ます。そうすることで体を芯から温め、血流を良くし、痛みや、凝り、冷えの改善へと繋がります。
昔はお灸というと火傷をさせ、水膨れにすることが多かったのですが、それはその部分に傷をつくることで再生修復作用が生じるようにしていました。
また、水膨れができなくても、温かいかんじが伝わる刺激でも十分効果を発揮できるお灸の仕方もあります。これを温灸といいます。
お灸というのは、熱刺激です。その熱刺激により、再生修復作用が働くように誘導していきます。
体は、とても優れており、一部分に刺激を与えると、その部分だけ修復しようとするのではなく、全身が修復しようと働きます。
最後に
体というのはとても素晴らしい力を持っています。正常な働きをしようとする力、治そうとする力など、この力をうまく使うか、使わないかはその方次第といっても過言ではありません。健康な生活を送れば素晴らしい力を発揮しますし、不健康な生活を送ればその力は衰えていきます。
どうかこの素晴らしい力を活用できるようしてください。
らくげん鍼灸院ではそのサポートをしっかりさせて頂きます。
らくげん鍼灸院
千葉市若葉区都賀2‐11‐7
043-377-6634
千葉市都賀のらくげん鍼灸院は肩こり、腰痛の鍼灸施術はもちろんのこと、不妊症を改善する温灸(温熱療法)やよもぎ蒸し、更年期障害や不妊のご相談なども承っております。てい鍼という先の丸い棒(刺さない鍼)を使った施術をしておりますので、刺す鍼や痛みに弱い方でも安心して受けていただけます。
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